9月に入ってすぐ、私たちが普段使っているスマホアプリやネット機器に大きな危険が見つかりました。
特に今週は、WhatsAppという世界中で使われているメッセージアプリで深刻な問題が発覚し、日本の企業の機器でも大きなセキュリティホールが発見されています。
「まさか自分のスマホが…」と思っていても、実は今すぐ対策が必要な状況です。
本記事の信頼性

筆者は2020年からセキュリティソフトの比較検証をはじめブログを執筆継続中。
主に個人向けウイルス対策ソフトの導入・導入支援の実績あり。
個人利用向けの製品も10種類以上を実際に使用・評価済み。
どのソフトを導入するべきか迷っている方はお問い合せで受け付けているのでご連絡ください!
1. 【WhatsApp】電話をかけるだけでスマホを乗っ取れる恐ろしい攻撃

ニュース記事
- 「WhatsApp」とApple製品の脆弱性、連鎖させて攻撃か – Security NEXT
- WhatsAppでゼロクリック 脆弱性、標的型攻撃で悪用の可能性(CVE-2025-55177) – セキュリティ対策 Lab
何が起きたの?
2025年9月3日、アメリカの政府機関が緊急警告を出しました。
世界で20億人以上が使っているメッセージアプリ「WhatsApp」で、TP-Link製の無線LAN中継機の脆弱性と組み合わせて攻撃される危険な問題が発見されました。
どんな手口なの?
- リンクデバイス同期メッセージを悪用し、WhatsAppアプリに攻撃者が用意したURLの内容を処理させる
- 電話をかけるだけで(出なくても)スマホを乗っ取れる
- カメラ・マイク・メッセージ・写真がすべて見られてしまう
- AppleのiOS/iPadOS/macOSの最新セキュリティアップデートを適用し、Image I/Oのゼロデイ(CVE-2025-43300)も必ず塞ぐ必要がある
ほぼほぼWathsAppを使ってる時点で、なにをしてもスマホを乗っ取られる状態になっていますね。
結局どうすればいいの?
- 今すぐWhatsAppを最新版に更新:iOS版はv2.25.21.73以降、iOS向けBusiness版はv2.25.21.78以降、Mac版はv2.25.21.78以降が安全
- iPhoneやiPadも最新版に更新:設定→一般→ソフトウェアアップデートですぐ確認
- 知らない番号からの電話は出ない:特にWhatsApp通話は注意
- 怪しいリンクは絶対クリックしない:メッセージ内のURLも危険
怪しいリンクをクリックしなければとりあえずはOKですね。
2. 【日本企業の機器が危険】セイコーの通信機器で重大な欠陥発覚

ニュース記事
- セイコーソリューションズ製 SkyBridge BASIC MB-A130 に OSコマンドインジェクションの脆弱性 – ScanNetSecurity
- セイコーソリューションズのSkyBridge BASIC MB-A130にOSコマンドインジェクション 脆弱性 – セキュリティ対策 Lab
何が起きたの?
2025年9月1日、IPA(情報処理推進機構)が、セイコーソリューションズ製SkyBridge BASIC MB-A130におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性について発表しました。
この機器は、会社や工場でインターネット接続に使われる重要な装置です。
私たちにどう関係あるの?
- あなたの会社や学校で使われているかもしれません
- 外部の第三者から装置や周辺システムへの攻撃・破壊、設定情報の盗用・改ざん、管理者権限の乗っ取りに至るおそれがあります
- 遠隔の第三者によって、root権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があり、会社のネットワーク全体が危険
たとえば、あなたが使っている公共のWi-Fiが「SkyBridge BASIC MB-A130」の可能性もあります。
そうなると乗っ取られている場合、あなたのスマホやパソコンの情報を盗まれる可能性があります。
結局どうすればいいの?
- 会社のIT担当者に確認:「SkyBridge BASIC MB-A130」が使われていないかチェック
- 個人のWi-Fiルーターも見直し:古い機器は定期的に買い替えを検討
- 会社のネットワークに個人のスマホを接続する時は注意:セキュリティが甘い環境では危険
- フリーWi-Fiは極力使わない:特に重要な作業は避ける
どうしても使いたい場合は、VPNを使って自分の通信を隠しましょう。
3. 【画像を見るだけで感染】ImageMagickという画像ソフトで新たな危険

ニュース記事
「ImageMagick」に脆弱性 – 不特定多数の画像処理で影響大 – Security NEXT
何が起きているの?
2025年9月2日頃、画像処理ライブラリ「ImageMagick」に脆弱性が判明しました。
アップデートが必要という情報が公開されました。
ImageMagickは、ウェブサイトやアプリで写真を処理する際に広く使われているソフトです。
簡単に言うと…
写真を見たり、アップロードしたりする時に使われるソフトに問題があり、悪意のある画像ファイルを開くだけでウイルスに感染する可能性があります。
ブログ、SNS、写真共有サービスなど、画像を扱うほとんどのサービスで使われています。
結局どうすればいいの?
- 怪しいサイトで画像をダウンロードしない:知らないサイトからの画像は危険
- メールに添付された画像も注意:知らない人からの画像は開かない
- スマホの画像アプリを最新版に更新:カメラアプリ、写真編集アプリなど
- ウイルス対策アプリで定期スキャン:画像ファイルもチェックしてもらう
見るだけでウイルス感染する状態なので、そもそもImageMagickを使わないことが一番の安全策ですね。
こんな症状があったら要注意!
あなたのスマホ・パソコン、最近こんなことありませんか?
- WhatsAppが勝手に重くなったり、変な動きをする
- スマホの電池が異常に早く減る
- 知らない海外の番号から頻繁に電話がかかってくる
- 「緊急アップデートが必要です」という怪しいメッセージが届く
- 写真を開こうとするとエラーが出る
- Wi-Fiの速度が異常に遅くなった
ひとつでも当てはまったら、ウイルス感染しているかもしれません。
今すぐ対策が必要です!
今日から始める!5つの緊急対策
1, ウイルス対策ソフトを導入する
- 最新のウイルス対策ソフトを導入
- 週に1回は全体スキャン
- リアルタイム保護機能をオンにしておく
ウイルス対策ソフトを入れることで、知識がなくてもある程度のウイルスからは守ってくれます。
たとえば、怪しいURLの判断ができなくても、ウイルス対策ソフト側が自動で検知して、怪しいURLはブロックしてくれます。
なので、安心してスマホやパソコンを使いたいなら、かならずウイルス対策ソフトを導入するようにしましょう。
おすすめのウイルス対策ソフトは下記の記事で解説しています。
デバイス別おすすめウイルス対策ソフト比較


2.アプリを今すぐ最新版にアップデート
- WhatsApp、LINE、Instagram、TikTokなど普段使うアプリ
- iPhone/Androidの本体ソフトも必ず最新に
- 「後でやろう」は危険!今すぐやりましょう
身近なアプリが今危ない状態です。
アプリ側でアップデートの通知がきたらすぐにアップデートしましょう。
大手だから安心の考えは危険です。
3. 怪しい電話・メッセージには反応しない
- 知らない番号からのWhatsApp通話は出ない
- 「緊急」「すぐにクリック」というメッセージは無視
- 海外からの電話は基本的にスルー
私も実際に怪しさMAXのURLをクリックしたらウイルス感染しました。
それで実際にクレカを悪用されたので、基本的に怪しいものは全スルーしましょう。
4. 画像ファイルの取り扱いに注意
- 知らない人から送られてきた写真は開かない
- 怪しいサイトから画像をダウンロードしない
- メールの添付ファイルは必ずウイルスチェック
drop boxやGoogle driveなどで画像共有がある場合、相手が信頼できる人かどうか判断してからダウンロードするようにしましょう。
5. Wi-Fi環境を見直す
- 家のWi-Fiルーターのパスワードを複雑なものに変更
- カフェ・駅などのフリーWi-Fiでは重要な作業をしない
- 会社のネットワークに個人のスマホを接続する時は確認
もしも公共のWi-Fiをつかって作業をしたい場合は、VPNを使って作業するようにしましょう。
おすすめのVPNは「NordVPN」です。
下記の記事で解説しています。
NordVPNのレビュー

もし攻撃されてしまったら…
慌てずに、この順番で対応!
クレジットカードを登録しているサイトがあれば、すべて削除することでより被害を防ぐことができます。
- すぐにWi-Fiを切る(設定→Wi-Fi→オフ)
- WhatsAppなど被害の可能性があるアプリを一時停止
- クレジットカード・銀行の利用明細を確認
- 重要なパスワードをすべて変更(銀行、メール、SNSなど)
- 警察に相談(サイバー犯罪相談窓口:#9110)
困った時の相談窓口
- 警察のサイバー犯罪相談:#9110(24時間対応)
- 消費者ホットライン:188(詐欺被害など)
- 各携帯会社のサポート:ドコモ(151)・au(157)・ソフトバンク(157)
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まとめ:もう待っていられません
今回ご紹介したニュースは、すべて2025年9月1日〜7日の1週間で実際に起きたことです。
WhatsAppのような身近なアプリから、会社で使う通信機器、写真を見るだけで感染するウイルスまで、もはや「どこも安全な場所はない」状況です。
でも、正しい対策をすれば必ず防げます。
今すぐ行動を起こそう
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